2019年1月18日、2月5日

上田千曲高校食物栄養科の1年生と川魚のイタリアン料理の料理研究会を2日に渡って行いました。

1月18日は先生を含めた約50名9班で、鯉西が開発した“鯉のカルパッチョ”、“鮎のパスタ”を一緒に作りながら、昔からある伝統的な鯉のあらい鮎の塩焼きを食べてもらいました。
生徒達の感想として、「普段お刺身やお寿司が苦手だったのですが、今日は美味しく食べられました」、「初めて鯉と鮎を食べました」、「鯉は弾力が凄かった」、「川魚を食べたことが無かったのですが、こんなに美味しいと思わなかった」、「鯉の身の色が赤身だったのが意外だった」、「酢みそで食べる鯉のあらいがとても美味しかった」、「鮎の塩焼きが食べられてとても嬉しかった」、「鮎の串刺しがとても難しかった」、「鯉のカルパッチョがとても美味しかった」等、色々な意見が出ました。
当店の感想としては、やはり食べず嫌いの人が多く、
美味しく調理すれば若い人達にも川魚を好きになってもらえると手応えを感じました。
今後の課題としては、鯉の小骨が多少気になったという意見もあったので、もうちょっと工夫しなければいけないと思った事と、鮎のパスタはトマトソースの味が勝ってしまいもうちょっと鮎の味が出せれば良いと思いました。
今日の事を参考に、次回は生徒さんに
イタリア料理にこだわらずラグビーのイタリアチームに食べてもらいたいおもてなし料理(川魚料理)を作ってもらいます。

2月5日はいよいよ高校生が考案した、イタリアチームをおもてなすとしたら、どんな鮎と鯉の料理を出すか、実際に先生を含めた約50名生徒が9班に分かれて、イタリアン料理を中心としたものを二品から三品作ってもらいました。

思いの外色々作ってくれ、鮎のフリッター、カポナータ、ホイル焼きトマト風味、鮎と鯉のハンバーガー、ピザ、ムニエル、グラタンホットパイ、鯉のトマトスープ等、イタリアン風の料理も色々揃いました。中でも印象的に残ったのはハンバーガーとピザで、鮎が美味しいのはわかるが鯉のバーガー、ピザもとても美味しくカレー味もグッドでした。カポナータは美味しかったし見栄えが素晴らしかった。他の料理もトマトソースやバジル、オリーブオイル等イタリアン風にアレンジが施されていて、工夫の後が良く出ていました。
これは是非当社でも参考にして開発したいと思ったし、鯉と鮎がイタリアン料理に結構合うことがよく分かりました。